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神原汽船が船舶仲介会社に資本参画
神原汽船は7月18日、オリックスと同社の船舶仲介会社ソメックの一部株式を取得することについて、株式譲渡契約を締結したと発表した。オリックスがソメックの普通株式の7.5%を、神原汽船と尾道造船の2社に譲渡したもの。
ソメックは2025年2月に、船舶事業において70年以上の業歴を持つ双日からの会社分割により設立された。ことし3月にはオリックスと双日、今治造船グループの正栄汽船が出資し、オリックスと双日が共同で運営している。現在は、用船仲介、新造船・中古船売買仲介をはじめとした幅広い船舶トレーディング事業を展開し、東京、今治、London、Athens、上海の5拠点で国際的な事業ネットワークを展開している。
今回の株式譲渡により、ソメックの出資比率はオリックスが62.5%となる。既存株主の双日が20%、正栄汽船が10%を継続保有する。神原汽船、尾道造船の出資比率は非開示。
神原汽船は今後、オリックスをはじめ、双日、正栄汽船、尾道造船と連携し、ソメックの船舶仲介ビジネスの拡大や、新規事業の開発をはじめとしたソメックのビジネスモデルのさらなる発展を支援していく。
Last Updated : 2025/07/25
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