日本郵船（NYK）、商船三井（MOL）、川崎汽船（KL）の邦船3社はこのほど、2026年3月期第1四半期（25年4月〜6月）の連結決算を発表した。

　経常利益は、NYKが前年同期比52.5%減の597億円、MOLは同51.9%減の522億円、KLは同71％減の216億円となった。

　親会社株主に帰属する純利益は、NYKが前期比52.8％減の520億円、MOLは同50.6％減の528億円、KLは同58.7％減の299億円となり、各社とも大幅な減益となった。

　2026年3月期通期業績予想については、経常利益をNYKが2400億円（前期比51.1%減）、MOLが1700億円（同59.5%減）、KLが1200億円（同61.1%減）。MOL（前回予想：1500億円）とKL（同1050億円）が上方修正した一方で、NYK（同2550億円）は下方修正した。

　下表は3社の2026年3月期第1四半期実績（上段）と2026年3月期通期予想（下段）。カッコ内は前年比増減率、▲はマイナス。