伊藤忠ロジスティクスは8月6日、茨城県のつくばメディカル物流センター第2期（TMLC2）が竣工したと、このほど発表した。

　TMLC2は2022年4月に竣工したTMLCに続き、同社としてつくばで2拠点目のメディカル専用物流倉庫となる。同社は新センターについて、「常磐自動車道、圏央道のICから至近であるほか、成田空港を含めた関東各拠点へのアクセスの優位性、輸出入の利便性に優れていることから、保税エリアを活用した一気通貫サービスの提供を進めていく」としている。

　新拠点は、敷地面積が3万6014m2、倉庫面積が1万3587m2で、医療機器や体外診断用医薬品の品質管理を定めたQMS省令（医療機器および体外診断用医薬品の製造管理および品質管理の基準に関する省令）に準拠した品質維持と運営の管理体制を完備している。

　庫内は、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応し、高床式バースにドックシェルターを整備して医薬品・医療機器の入出庫に対応可能。また、災害に伴う停電が発生した場合でも、軽油を燃料とした大型非常用自家発電機（72時間稼働可能）によって、安定的・継続的に製品供給できるオペレーション体制が整備されている。

▪️つくばメディカル物流センター第2期
　住所：〒305-0074茨城県つくば市高野台2-1