Nippon Expressホールディングスは、グループ会社の日本通運が愛知県豊川市に新拠点NX豊川ロジスティクスセンターを新設したと、このほど発表した。8月から稼働開始している。

　愛知県豊川市を含む東三河エリアは、自動車産業をはじめとする多様な産業が集積し、中部国際空港や名古屋港へのアクセスにも優れている。しかし、市街化調整区域が多く、大型のマルチテナント倉庫が不足していることから保管スペースの確保が課題となっていた。これに対して日本通運は、地域の物流ニーズに対応するため新倉庫を設立したもの。

　新拠点は、延床面積が1万2976m2で、東名高速道路豊川ICに近く、交通アクセスに優れている。

　庫内には空調機器やバンニング機能を備えているほか、2026年中に倉庫屋上に太陽光パネルを設置予定で、発電した電気を倉庫内で活用することで環境負荷の軽減と事業継続計画（BCP）対策にも積極的に取り組み、持続可能な物流サービスを提供していく。

▪️NX豊川ロジスティクスセンター
　住所：〒442-0005愛知県豊川市本野ヶ原2丁目88番、89番