阪神国際港湾は、阪神港の集荷拡大に向けて9月10日付けで愛媛県今治港を利用促進港に追加した。

　同社は国際コンテナ戦略港湾政策に基づく国際基幹航路の維持・拡大に向け、日本諸港利用促進事業を進めている。同事業は、外貿実入りコンテナの輸送について、利用促進港と阪神港が共同で広報・PR等を行うことで、両港を結ぶ海上輸送ネットワーク（内航船、フェリー、RoRo船等）の利用を促進し、集貨および海上輸送ネットワークの拡充を図ることを目的に実施しているもの。

　現在の利用促進港は計23港で内訳は、九州地方が油津港／伊万里港／大分港／北九州港／熊本港／薩摩川内港／志布志港／長崎港／細島港／三池港／宮崎港／八代港の12港、日本海側が秋田港／境港／敦賀港／直江津港／新潟港／伏木富山港／舞鶴港の7港、中国地方が広島港／福山港の2港、四国地方が今治港／徳島小松島港の2港となっている。