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25年7月の日本→中国荷動きは1.2%増で3ヵ月ぶりのプラス
日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2025年7月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比1.2%増の63.4万トンで3ヵ月ぶりにプラスとなった。7月までの累計は、前年同期比1%減の432.9万トンとなっている。また、7月の貿易額は0.4%減の8168億円で3ヵ月連続のマイナスであった。
日本積みの上位5品目については、トップの「プラスチック及びその製品」が4.8%減、2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が0.5%増、3位の「機械類」が2.2%減、4位の「銅及びその製品」が30.4%増、5位の「鉄鋼」が2.8%増となった。
一方、中国発・日本向けは4.7%増の193.8万トンで5ヵ月連続のプラス、7月までの累計は前年同期比4.7%増の1275.7万トンとなった。また、7月の貿易額は0.3%増の1兆6885億円で2ヵ月連続のプラスとなっている。中国積みの品目別では、上位10品目のうち7品目がプラスであった。

Last Updated : 2025/10/03
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