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25年7月のアジア→欧州荷動きは175.8万TEUで7月として最高に

 日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statisticsの統計に基づく「アジア〜欧州間の2025年7月のコンテナ荷動き」は、アジア発・欧州向けが前年同月比10.1%増の175.8万TEUで5ヵ月連続でプラスとなった。7月(速報値)としては過去最高の荷動き量であった。また、7月までの累計は前年同期比9.1%増の1133.8万TEUとなっている。

 アジアの積み地は、トップの中華地域が前年同月比10.5%増と大きく伸びたほか、東南アジアが4.4%増、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が15.4%増とすべての積み地がプラスとなった。

 海事センターは、「欧州向けの荷動きは好調だが、大型新造船の就航と解撤が進まないことで供給増となり、運賃は下落傾向にある」とし、「今後も現在の荷動きの増加が続くか不透明」と分析している。

 一方、欧州積み・アジア揚げは、6%減の51.5万TEUで11ヵ月連続のマイナス。アジアの揚げ地は、中華地域が5.2%減、東南アジアが6.2%減、北東アジアが7.4%減と、全揚げ地がマイナスを記録した。また、7月までの累計は前年同期比7.9%減の348.2万TEUとなっている。

Last Updated : 2025/10/03
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