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DHL SCがタイで自社初の完全再生可能エネルギー倉庫を稼働
DHL Supply Chain(DHL SC)は、タイにBangna Sustainable Logistics Center(写真)を開設し、このほど稼働開始したと発表した。
新拠点は、倉庫2棟(4万5000m2以上)で構成され、Bangkok至近のBangna区に位置し、Suvarnabhumi空港から18km、Bangkok港から26kmと、航空・海上の輸送モードに至便な立地にある。
また、同施設は同社初の太陽光発電システムによる再生可能エネルギーで完全稼働する仕様で、敷地内に総出力4.2メガワットの太陽光エネルギーシステム(約2万4000m2)を備え、10メガワット/時の蓄電池容量とスマートエネルギー管理システムによって稼働する。
さらに、低水使用量機器や高効率冷却システム、自然採光を取り入れる屋上天窓を採用、そのほかリチウム電池駆動の資材運搬機器や包括的な廃棄物管理システムによって環境負荷を大幅に抑えることが可能となる。
DHL SCは、「同施設は2050年までの温室効果ガス排出量ネットゼロに向けた具体的な一歩として、顧客に持続可能な物流ソリューションを提供する」としている。

Last Updated : 2025/10/27
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