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阪急阪神が印西部Sanandに事務所、ICDを活用した輸送サービス展開
阪急阪神エクスプレスは10月31日、インド法人Hankyu Hanshin Express India Private Ltd.(本社:Delhi)がインド西部のAhmedabad近郊のSanandに事務所を新設し、11月3日から営業を開始したと発表した。同社インド法人として17拠点目となる。
インド西部のSanand地区およびDholera地区は、製造業を中心とした工業地帯として注目を集めており、Sanand工業団地、Dholera工業団地には、自動車関連や半導体関連を中心に日系およびグローバル企業が多数進出している。
新拠点は、Sanandインランド・コンテナデポ(ICD)に近く、同ICDには税関が常駐し、事務所棟には通関業者も拠点を構えている。阪急阪神エクスプレスは、「ICDで通関したコンテナは配送後に空コンテナを港まで戻す必要がなく、配送コストに大きなメリットがあるうえ、民営であることからイレギュラーに対する柔軟な対応が可能」とした。
新事務所ではこのICDを活用してMundra港、Pipavav港からSanand・ICDへの保税での鉄道輸送・陸送のほか、同ICDからSanand地区、Dholera地区への配送まで、ICDを経由する海上輸送の出荷・通関モニタリングが可能としている。
◼︎Hankyu Hanshin Express India Private Ltd. Sanand Office
住所:Office No.2, 2nd Floor, Sanand-Kadi Road, Near Muni Ashram, Tal, Sanand, Dist: Ahmedabad – 382110, Gujarat India
Last Updated : 2025/11/10
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