>海運最新ニュース
25年8月の日本→中国荷動きは1.2%減で2ヵ月ぶりのマイナス
日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2025年8月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比1.2%減の55.4万トンで2ヵ月ぶりにマイナスとなった。
8月までの累計は、前年同期比1.0%減の488.4万トンとなっている。また、8月の貿易額は0.3%減の7639億円で4ヵ月連続のマイナスであった。
日本積みの上位5品目については、トップの「プラスチック及びその製品」が3.4%減、2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が25.6%減、3位の「機械類」が0.1%減、4位の「銅及びその製品」が40%増、5位の「鉄鋼」が6.0%増となった。
一方、中国発・日本向けは3.9%増の165.2万トンで6ヵ月連続のプラス。貿易額は2.8%増の1兆4880億円で3ヵ月連続のプラスとなっている。中国積みの品目別では、上位10品目のうち6品目がプラス、このうち2位の「野菜、穀物、果実、採油用種子、茶など」が10.1%増と2桁プラスとなった。
Last Updated : 2025/11/10
[AD]
