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邦船3社の26年3月期第2四半期は3社とも減益、コンテナ船事業の低迷で

 日本郵船(NYK)、商船三井(MOL)、川崎汽船(KL)の邦船3社はこのほど、2026年3月期第2四半期(中間期)の連結決算(25年4〜9月)を発表した。

 経常利益は、NYKが前年同期比56.1%減の1268億円、MOLが54.3%減の1146億円、KLが68.1%減の596億円で、3社とも大幅に減少した。

 純利益についてもNYKが前年同期比61.5%減の1022億円、MOLが53.3%減の1162億円、KLが62.5%減の686億円で、3社ともに減益となった。

 コンテナ船事業(3社の統合会社であるOcean Network Express、ONE)において、米中間関税引き下げ暫定合意を受け北米向けスポット運賃市況が一時的に上昇するも、新造船供給圧力を背景に、6月中旬以降は市況が下落したことなどが影響している。

 2026年3月期通期業績予想については、経常利益をNYKが1900億円(前回予想:2400億円)、MOLが1520億円(同:1700億円)、KLが1000億円(同:1200億円)とし、3社すべてが下方修正した。

 3社の2025年4〜9月期実績(上段)、と2026年3月期通期予想(下段)は以下のとおり。カッコ内は前年比増減率。▲はマイナス。

Last Updated : 2025/11/14
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