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スエズ運河で2年ぶりの大型船通航
CMA CGMが運航する1万8000TEU型のCMA CGM Benjamin Franklinが11月8日、 スエズ運河を通過した(写真)。
同船はOcean Allianceのアジア〜欧州航路の投入船で、英国Southamptonからスエズ運河経由でマレーシアPort Kelangへ向かった。スエズ運河とバブ・エル・マンデブ海峡を大型コンテナ船が通航したのは2023年10月22日以来、約2年ぶり。
スエズ運河庁(SCA)のOssama Rabiee長官は今回の大型コンテナ船によるスエズ運河再開について「当地域の安定が回復したという安心感を船社に伝えるものだ。これは、コンテナ船のスケジュールの見直しと、紅海およびスエズ運河における大型コンテナ船の航行再開に向けた前向きな兆候だ」と述べた。

Last Updated : 2025/11/14
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