中国国営船社の山東遠洋海運集団（Shandong Marine Corp.＝SMC、日本総代理店：日本通運）は、11月から自社運航による九州〜青島航路（PES3）をスタートした。

　同社の青島航路は、自社船SMC Columbus／SMC Magellan（ともに1096TEU積み）による青島〜横浜／東京〜青島〜大阪／神戸〜青島の8の字運航による関東ループ（PES2）、関西ループ（QDKS）のほか、他社スペースチャーターの名古屋ループの3サービスを展開している。

　今回、新たに自社船SMC Yantai（502TEU）を単独投入して博多／門司〜青島航路を開設したもの。これにより同社の青島サービスは、日本の主要港を網羅し、日本サービスが増強されることになる。

　PES3の運航スケジュールは、青島（木-金、0）〜博多（月-月、3-3）〜門司（火-火、4-4）〜青島（木-金、6-7）となる（カッコ内は寄港曜日とトランジットタイム）。初便は博多に11月10日（月）寄港済み。写真は博多の初入港を記念して行われたセレモニー。