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25年2月の日本→中国荷動きは前年比12.7%増で9ヵ月ぶりにプラス
日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2025年2月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比12.7%増の66.5万トンで9ヵ月ぶりにプラスとなった。貿易額は19.4%増の8142億円で3ヵ月ぶりのプラスとなっている。
品目別では、上位20品目のうち19品目が前年同月比プラスとなり、1位の「プラスチック及びその製品」と2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」がともに8%増となったほか、3位の「機械類」が21.7%増、4位の「銅及びその製品」も12.3%増と2桁プラスを記録した。
一方、中国発・日本向けは、前年同月比8.1%減の137.9万トンで6ヵ月ぶりのマイナス、貿易額は7%減の1兆2319億円で5ヵ月ぶりのマイナスであった。
品目別では、1位の「機械類」が5.9%減、3位の「調製食料品、飲料、アルコール、食酢など」が10.7%減となるなど、上位10品目のうち9品目がマイナスとなった。

Last Updated : 2025/05/01
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