26年5月のアジア→米国荷動きは16.2%増で9カ月ぶりのプラス
日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2026年5月往航と3月復航の速報値を発表した。
5月往航は、前年同月比16.2%増の191.7万TEUで9カ月ぶりにプラスとなった。また、5月までの累計は前年同期比2.2%減の886.8万TEUとなっている。
26年5月のアジア積みについては、昨25年4月に実施された米国関税後の影響で翌5月の荷動きが落ち込んだため、その反動でアジア全体の荷動きが前年同月比で2桁プラスとなった。
アジアの主要な積み地は、トップの中国が前年同月比29.9%増と大きく伸びたほか、2位ベトナム(9.3%増)と3位タイ(24.3%増)などASEAN地域が軒並みプラスとなった。ASEAN全体(8カ国)では14.1%増と2桁増を記録している。
一方、全体4位の韓国(8.8%減)や5位インド(2.8%減)のほか、7位台湾(16.5%減)、8位日本(11.6%減)などの極東アジアと南アジアがマイナスとなっている。
また、品目別では上位20品目すべてが前年同月比プラスとなり、このうちトップ5の家具・寝具など(22.3%増)、機械類(21.3%増)、プラスチック及びその製品(35.7%増)、繊維類及びその製品(21.8%増)、電気機器・AV機器(10.3%増)などが大幅に伸び、全体の荷動きをけん引した。
一方、3月の復航は、前年同月比10.2%増の56.3万TEUで3カ月連続のプラスであった。
アジアの揚げ地は、トップの中国が前年同月比15.0%減と落ち込んだものの、2位インド(34.3%増)、3位ベトナム(28.7%増)、4位韓国(8.6%増)などの上位の揚げ地が大きく伸びている。なお、5位の日本は9.4%減の5.2万TEUであった。
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