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MOLグループが比で中核会社を発足

 商船三井(MOL)はこのほど、フィリピンにおける事業運営体制の強化のため、同国現地法人の2社を新たにMOL Enterprise (Philippines) Inc.へ事業統合し、フィリピンにおける中核会社として同地の事業開発を推進すると発表した。

 従来、MOLの100%出資フィリピン現地法人は、EcoMOL/MOL Bulk Shipping Philippinesの2社体制だった。

 EcoMOLはGHG排出削減に向けたMOLグループ運航船のオペレーション効率化を、MOL Bulk Shipping Philippinesはドライバルク船の運航業務をそれぞれ担っていたが、今後は新会社でこれら2社の業務に加えて、フィリピンにおけるMOLグループ事業の統括、拡大を進める。

 すでにEcoMOLを存続会社としてことし4月に同社の社名をMOL Enterprise (Philippines) Inc.に変更しており、同6月にMOL Bulk Shipping Philippinesの事業を新会社に移管するもの。

 なお新会社には、フィリピンにおける新規事業の開発推進部門として“Business Development Division”を設置、フィリピン発着の海運ビジネスの強化に加えて、物流/不動産/洋上風力発電など非海運事業の投資機会の開拓にも取り組むとしている。

Last Updated : 2024/05/02
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