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24年2月の日本→中国荷動き:7.6%減で2ヵ月ぶりのマイナス

 日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2024年2月のコンテナ荷動き」によると、日本発の往航が前年同月比7.6%減の59万トンで2ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 2007年以降の2月単月としては最低値となっている。貿易額は4.4%減の6818億円で3ヵ月ぶりのマイナスであった。

 日本積みの品目別では、2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が前年同月比12.7%増と伸びたものの、3位「機械類」が21%減、5位「鉄鋼」が29.5%減など、上位10品目のうち4品目が2桁マイナスとなっている。

 一方、2月の中国発・日本向けは17%増の150.1万トンで2ヵ月ぶりのプラス。貿易額は26.9%増の1兆3238億円で5ヵ月ぶりのプラスであった。

 また品目別では上位20品目すべてが前年同月比プラスを記録した。海事センターによると、「中国では景気回復が遅れ内需が弱っているなか、輸出に活路を見出そうと取り組みを強化しており、そうした動きが中国発の荷動き増につながっている」との見解を示した。

Last Updated : 2024/05/02
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