IATA(国際航空運送協会)は3月12日、生鮮食品の取り扱いと航空輸送における認証制度CEIV Fresh(Center of Excellence for Perishable Logistics)を開始したと発表した。
IATAのAlexandre de Juniac事務総長兼CEOは「生鮮品は航空貨物の成長市場だ。繊細で保存期間が短い貨物が、損傷なく顧客に届くようにすることが不可欠だ。荷送人は生鮮食品の輸送において、CEIV Fresh取得業者が高品質で高水準なサービスを提供することに確証を持つことができる」とコメントしている。
CEIV Freshは、 政府や業界の専門家による規制およびオペレーション方法を組み合わせたIATA PCR(Perishable Cargo Regulations)の認証条件をカバーする。
またIATAでは、香港空港当局(AAHK)/Cathay Pacific Airways(CPA)/Cathay Pacific Services Ltd.(CPSL)/Hong Kong Air Cargo Terminals Ltd.(HACTL)による、香港国際空港のコミュニティーがCEIV Freshの最初の認定を受けたと発表している。