Panalpinaは3月13日、南米ブラジルでエンドツーエンドのコールドチェーン物流に投資を行って、事業を拡大していると発表した。
Sao PauloのCajamar地区にコールドチェーン専用の倉庫(写真)を開設し、医薬品/化粧品/食品/生鮮食品など、温度管理を必要とする多様な貨物を取り扱っている。
延床面積4000m2超の倉庫には、-20℃(冷凍)/2℃〜8℃(冷蔵)/15℃〜25℃(定温)の3温度帯のエリアが整備されているほか、積み降ろし用の10のドック、約1500枚分のパレット蔵置スペース、包装/ラベリング/キッティング/再梱包など作業を行う機能がある。
また、同社ではモニタリングシステムSmartViewを導入しており、拠点となるGuarulhos空港/CampinasのViracopos空港/Santosの提携業者のターミナル/Cajamar専用倉庫などに、センサーと無線ICタグ(RFID)を設置して、貨物の温度・湿度をリアルタイムで監視できるようにしている。
PanalpinaではGuarulhos空港とViracopos空港の拠点施設で、すでにGDP(Good Distribution Practice)認証を取得しており、今年中にCajamar倉庫でも取得する予定。
