東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)は3月15日、同社東京国際空港保税蔵置場に保税地域コード“1HWU5”を新設すると発表した。
4月1日(月)の午前2時以降にTIACTへ搬入する日本航空(JAL)の出発便搭載貨物が対象となる。
2020年に予定されている東京国際空港(羽田)国際線の発着枠拡大に向け、TIACT国際貨物ターミナルの機能強化の一環で、業務細分化による貨物管理機能の強化および安全品質の向上を目的に、保税地域コードを新設する。
■輸出貨物の搬入先保税地域コードの変更
JAL出発便の搭載貨物→1HWU5(新設)
JAL以外出発便の搭載貨物→1HWU3(現行通り)
■貨物受託後の返却用伝票の変更
JAL出発便の搭載貨物→A-LIST(LDR情報を網羅した伝票)
JAL以外出発便の搭載貨物→LDR(現行通り)
なお、搬入先保税地域コードに誤りがあった場合は、搬入者によるLDRの訂正が必要となる。TIACTでは倉移などによるコード訂正は行わない。
問い合わせ窓口は事業部貨物事業課(TEL:03-5757-7558/e-mail:kamotsu@tiact.co.jp)。