国際空港評議会(ACI)は3月13日、昨2018年における世界の空港別貨物取扱量のランキングを発表した(速報値)。
それによると、総合貨物扱い量においてトップは前年に続き香港空港で、前年比1.4%増の512万トンに達した。次いで米国のMemphis空港が447万トン(3.1%増)、3位に上海の浦東空港の377万トン(1.5%減)となっている。上海は2017年に11.2%の伸び率と好調だったが、18年は1.5%減と、需要が軟化したことを示している。1位から3位までの順位は前年と同じ。
国際貨物は、香港が502万トン(1.6%増)で1位。2位は292万トン(0.3%増)を扱った上海・浦東。17年10位だったDoha空港は216万トン(8.5%増)で7位と一桁順位にアップした。
日本の成田空港は総合貨物量で世界9位(226万トン、3.2%減)、国際貨物で6位(220万トン、2.9%減)と、ともに順位をひとつ落としている。