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SriLankan Air:日本就航35周年で成田線増便へ
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SriLankan Air:日本就航35周年で成田線増便へ

 SriLankan Airlines(ALK)は3月27日、都内で会見を開き、本年7月15日(成田発は16日)から現在週4便(成田発・月木土日)で運航している成田〜Colombo(スリランカ)線を週5便(同・月火木土日)に増便すると正式発表した(2月6日既報)。

 Fawzan Fareid日本・韓国地区支配人(右写真)は「ことし3月に日本就航35周年を迎えることができた。1984年に週2便で開始した成田線が週5便になることに重要性と可能性を感じる。スリランカへの観光客増加を期待しているが、貨物についても今回の増便によりキャパシティが12〜13トンほど増加する。日本発では、Chennai/Bangaloreなどの南インド向けの貨物需要がある」とコメント、観光客だけでなく貨物も積極的に取り込んでいくことを表明した。

 同席したMohan de S Meegolle東南アジア地区支配人(左写真)も「日本へのインバウンド需要が高まり、南インド・中東などからの観光客も増加している。2020年の東京オリンピックまでにさらに増便し、デイリー化を目指したい」と意欲を語った。

 さらに、日本地区旅客・貨物販売総代理店(GSA)の(株)レジェンドリーグス Shantha Wickramasighe代表取締役社長は、「日本路線における貨物は増加しつつあり、現在は南インド向けが主となっている。今後はインドに限らず、ドバイほかのアラビア圏、欧州へと拡大していきたい」とした。

 ALKは、今後5年で保有機材を現在の27機から35機に拡大する予定。A330-300/A320型機を中心に、長距離路線への乗り入れが決まればA350型機の導入も視野に入れていく。現在、Colomboから48ヵ国、111都市のネットワークを運航している。

 また、直行便のほかに、同じoneworldメンバーのJALとのコードシェア便でBangkok/Singapore/Kuala Lumpur/New Delhi経由でスリランカまで週70便を運航中。

Last Updated : 2019/03/28