SGホールディングス・グローバルは4月1日付けで、SG佐川ベトナム有限会社(以下、SGV)とSG佐川急便ベトナム有限会社(以下、SGEV)について、SGVを存続会社として事業統合した。
SGホールディングス・グループはベトナムにおいて、2016年に同国南部に大型物流施設を建設し、宅配大手のPhat Loc Express社を買収するなど、事業を拡大させている。
SGEVは買収したPhat Loc Express社の国内エクスプレス事業を継承しており、一方、SGVはフレートフォワーディング/ロジスティクス/国際エクスプレスなどの事業に強い。
今回の統合では顧客窓口を一本化するとともに、両社が持つ強みを合わせ、海外からベトナムへ輸入された貨物の通関から最終消費者へのラストワンマイル配送まで、一貫輸送を提供できる体制を構築することを目的としている。
■ SG佐川ベトナム有限会社
住所:Lot 117, Industrial Park in Sai Gon Linh Trung Export Processing Zone,
Linh Trung Ward, Thu Duc District, Hochiminh City, Vietnam
資本金:約3875億4290万ベトナムドン(約19億600万円)
代表者:島崎順二氏
従業員数:1637名(2019年2月末)
拠点:Hochiminh(本社)、Hanoi、Danang、その他集配拠点103ヵ所
事業内容:フレートフォワーディング、ロジスティクス(物流加工/一般倉庫/保税倉庫/CFS倉庫/冷凍・冷蔵倉庫)事業、国内エクスプレス事業、国際エクスプレス事業、輸出入通関事業等