Cathay Pacific Airways(CPA)とLufthansa Cargo(LCAG)は4月2日、香港〜欧州間の貨物輸送に関する共同事業協定(Joint Business Agreement、JBA)に基づき、欧州発・香港向けの貨物共同事業を開始したと発表した。
JBAの枠組みでは、Frankfurt/Amsterdam/Barcelona/Brussels/Dublin/London(GatwickおよびHeathrow)/Madrid/Manchester/Milan/Munich/Paris/Rome/Zurichから香港への接続が可能としている。
両社の貨物便や旅客ベリー便の貨物キャパシティに加え、パートナーのロードフィーダー・サービスも対象としている。
両社は2016年5月にJBAを締結。それ以降、路線計画や販売、IT関連、グランドハンドリングなど、多岐に渡る分野で協業している。2016年末から2017年初めには、香港とFrankfurtにおいて、貨物ハンドリングを同一の上屋で行う協業をスタートさせている。
2017年から香港発・欧州向けの貨物共同事業を開始したが、欧州発・香港向けの開始に伴い、香港〜欧州間のフライトは週当たり280便に拡充される。