DHL Expressは4月5日、東マレーシアのサバ州にあるKota Kinabalu国際空港近くのゲートウエー施設を増強するために、11万2200ドル(約1250万円)を投資すると発表した。
東マレーシアから輸出されるeコマース商品を、効率的にグローバルな物流ネットワークにつなぐために施設を整備する。同社はサバ州に拠点を構える唯一の国際エクスプレス事業会社だが、サービスセンター業務は引き続き既存の代理店が実施するとしている。
同社はこのほど、西マレーシア南部のジョホール州に27万ドル(約3007万円)を投じて、“Southern Malaysia Gateway”(床面積4600m2)を完成させている。サバ州の施設と同様に、マレーシアにおける越境eコマース関連の物流体制を強化するためのもの。