Airbusは4月10日に開催した年次株主総会で、Tom Enders・CEOの後任にGuillaume Faury氏(写真)が就任する役員人事を承認した。
Faury氏は1998年にAirbusへ入社、グループの子会社Eurocopterでエンジニアとしてキャリアをスタートさせた。その後、商業プログラム部門の副社長や研究開発部門の副社長を歴任。2009年には仏自動車メーカーPeugeotに転じ、研究開発部門の副社長と取締役を務めた。2013年5月にAirbus HelicoptersのCEOに就任、昨18年はじめからAirbusの民間航空機部門を指揮していた。
同氏はCEO就任にあたり、「理事会によって選出されたことを光栄に思う。Airbusのチームとして、新たな挑戦に情熱と熱意を持って取り組むことを楽しみにしている」とコメントしている。
