Japan Airport Management Partners[=JAMP、双日/日本空港ビル/海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が共同出資した合弁会社]とパラオ共和国政府が、共同で設立した特別目的会社Palau International Airport Corporation(PIAC)が4月14日、パラオ国際空港ターミナルの運営を開始した。
同時に空港ターミナル施設などの改修・拡張工事を開始する。2020年度内の完工を予定している。
パラオでは観光が基幹産業だが、同空港の旅客処理能力23万人に対して2017年の利用者は27.6万人で能力を超えており、空港施設の拡張が喫緊の課題となっている。
パラオ空港のターミナル運営では、双日が航空産業に関する知見やネットワークを提供し、日本空港ビルが羽田空港で培った旅客サービスの運営ノウハウを、JOINは日本のインフラ海外展開の支援ノウハウを持ち寄って、空港ターミナルの運営および施設の改修・拡張を行う。