AirBridgeCargo Airlines(ABC)は、ベルギーLiege空港のグランドハンドリング業者としてWorldwide Flight Services(WFS)を指名した。
Liege空港は昨18年、ABCの親会社Volga Dneprグループと戦略的パートナーシップを締結。これに基づき、ABCは同空港をセカンダリーハブに据える戦略で、同空港内に2万5000m2の倉庫施設用スペースのほか、日々のフライト・マネジメントを行う2000m2のオフィス・スペースなどもリースする計画を発表している(18年10月11日既報)。
Liege空港では、ことし末に貨物専用倉庫の第1フェーズがオープン予定で、ABCはこれに伴いWFSをハンドリングパートナーに起用するもの。倉庫建設は2つのフェーズで行われ、2020年半ばに第2フェーズが完成する予定としている。
ABCのAndrey Andreev・欧州担当副社長は「最初の1万2500m2の倉庫は2019年11月に稼働する予定だ。当社の同空港からの運航は現在週8便だが、2020年までに週30便に増便することを目標としている」とコメントした。