韓国の錦湖(Kumho)Asianaグループは4月15日、Asiana Airlines(AAR)を売却すると発表した。
AARは、錦湖産業が株式約33%を保有し、同グループの売上高の60%を占める中核企業。日本には札幌/仙台/成田/羽田/中部/関空/福岡/宮崎/那覇の9空港に就航するほか、傘下のAir BusanとAir Seoulが日本に乗り入れている。
錦湖Asianaは近年、M&Aを繰り返し、資金繰りが悪化していた。現地報道によると、AARの主債権銀行である韓国産業銀行との協議で、AARの持分を売却することを条件に、資金支援を行うことで合意したとしている。