ANAホールディングス(以下、ANA HD)は公募形式のソーシャルボンド(発行年限7年、発行額50億円)を5月頃に発行する予定で、4月17日に発行に向けた社債の訂正発行登録書を関東財務局長に提出したと同日発表した。
ソーシャルボンドとは、社会課題の解決に資する事業の資金を調達するために発行される債券。
ANA HDグループは、ESG(環境/社会/ガバナンス)に配慮した事業活動に対する社会からの要請が高まるなか、国連の“持続可能な開発目標(SDGs)”の達成の一環で、顧客の誰もが利用しやすいサービスの提供や、障がい者・LGBTを含めた多様な人財の活躍を支え、従業員がいきいきとやりがいを持って働く環境整備を使途とするソーシャルボンドを発行するとしている。