ANAホールディングス(以下、ANA HD)と香川県は4月19日、相互に緊密な連携と協力を図り、双方の保有する資源を有効に活用することにより、地域社会の活性化に資することを目的として、“地方創生の推進に向けた包括連携協定”を締結すると発表した。
協定は、(1)観光・県産品の振興/(2)文化振興/(3)災害時の支援/(4)人材育成/(5)移住促進・交流人口拡大/(6)先端技術の利活用推進、などの項目にわたっている。
このうち、(3)災害時の支援では、救助隊の移動および救援物資の搬送で連携する。
また、(6)先端技術の利活用推進では、アバターに関する勉強会の実施/アバターの瞬間移動技術を活用した観光振興およびスポーツ振興への取り組み/その他分野での利活用の検討と実証研究、などを連携して行う。
ちなみにアバターとは、遠隔地に置かれたロボットの遠隔操作を通して、“見る/聞く/動く/触る”ことができ、自分の意識・技能・存在感を遠隔地に瞬間移動させ、コミュニケーションおよび作業を行うことができる新たな移動手段。