センコーグループの東京納品代行は、国際フォワーダーの伊Savino Del Bene(以下、SDB)および、100%子会社のサヴィーノ デル ベーネ ジャパン(以下、SDBJ)との間で4月23日、業務提携契約を締結した。
東京納品代行はインポートファッションブランドの日本国内への入荷から、店頭配送までのトータル物流を主要事業のひとつとしている。
一方、SDBはイタリア国内での物流のほか、世界中に285拠点を持ち、航空輸送/海上輸送/保税通関などの業務をグローバルに展開している。
欧州のファッション業界では現在、多くのブランドが日EU間のEPA発効により繊維や革製品などの関税が撤廃されることに伴い、日本進出を計画しているとされる。
東京納品代行は、日本に紹介されていないファッションブランドの進出支援のため、イタリアを本拠とするSDBと連携した営業を欧州で展開し、新たな顧客の開拓を図る。
一方、SDBJは、東京納品代行のインフラソースを活用して、日本国内で物流基盤を構築し、欧州から日本への物流需要を開拓する。
写真は業務提携の調印式で、東京納品代行の伊藤裕之社長(右)とSDBJのFlavio Gori社長(左)。
