航空貨物運送協会(JAFA)の統計による2019年3月の航空貨物の混載輸送実績は、日本発の輸出が重量ベースで9万1905トンとなり、前年同月比21.8%の大幅な減少となった。
輸出は昨18年12月から4ヵ月連続の前年同月比マイナスを記録した。12月(6.2%減)、1月(8.4%減)、2月(12.5%減)、3月(21.8%減)と減少幅が徐々に拡大している。
地域別ではTC-1向けが15.0%減少、TC-2向けが21.8%減少、TC-3向けが24.2%減少しており、TC-3の主要市場である中国向けが30.3%の大幅減となった。
一方、3月の日本への輸入通関件数は21万2041件(前年同月比5.2%減)で、4ヵ月連続のマイナスとなっている。