ANAホールディングス(ANA HD)は4月23日、戦略的なIT活用に取り組む企業として、経済産業省および東京証券取引所から「攻めのIT経営銘柄」に選定されたと同日発表した。2年連続での選定となる。
また、同賞に選定された企業の中から、もっとも“デジタル時代を先導する企業”として業種横断で1社のみ選定される「DXグランプリ」にも選定された。DXグランプリは今年度に新設されたもの。
ANA(全日本空輸)グループでは、2018年度からANAの経営企画にイノベーション戦略機能を新設し、業務のデジタル化を推進。予算拡大や意思決定プロセスの高速化、産学官連携など、イノベーションを加速する仕組みを進化させているほか、社内の風土改革、社内外への発信にも注力してきたとしている。
今回の選定は、上記の組織変革を通して取り組んできた3つの施策〔(1)空港での新技術活用/(2)顧客向けデジタル・サービス・プラットフォームの整備/(3)遠隔操作技術プロジェクト〕が評価されたものとしている。写真はDXグランプリの楯を受け取るANAの平子社長(右)
