Bollore Logisticsは7月1日、シンガポール西部に最先端の物流施設“Blue Hub”(写真)を開設したと発表した。
延床面積5万m2の倉庫は、香水および化粧品を主な対象分野として、高度に自動化された施設。最適な在庫管理をしながら、保管状況を最適化するための自動マルチシャトルシステムを備えている。
また、高エネルギー効率の高さ43mのSpiralveyorコンベアを備えており、最大87%のエネルギー節約が可能となる。
また、ロボット工学/デジタル技術などを駆使して、価値創造ソリューションを開発する関係者が共同作業を促進する、地域イノベーション・プラットフォームであるB.Labの拠点として、地元の大学と研究開発で協力する。
Bolloreでは、Blue Hubを新世代の持続可能なアイコンとする計画で、同施設にはIoTを活用して建物の予測分析を行う高度なエネルギー管理システムやスマートな照明制御システムなどが装備されている。
ほかにも、雨水リサイクルシステム/エネルギーと水の消費量のモニタリング/日中に採光するためのフォトセルセンサー/カフェテリア用の食品ロス防止システム/化学物質を使用しない景観設計などを導入している。
