グランド・ハンドリング大手のSwissport Int'lは、ベルギーBrussels空港が同空港に建設中の新貨物施設(写真)へ数百万ユーロを投資している。
建物は、自動化されたマテハンシステムを備えた2万5000m2の倉庫、事務所スペース、およびSwissport Pharma Center(3620m2)で構成され、Swissportは利用施設を長期リースする。
2019年1月に着工し、段階的に利用を開始しながら、最終的な完工までに約2年かかる予定。
新設するSwissport Pharma Centerでは、医薬品保管スペース(+15℃〜+25℃)が現在の800m2から3倍以上増加して2620m2になるほか、+2℃〜+8℃の温度帯の冷却施設(1000m2)が整備される。
同社では新施設を拠点に、Brusselsおよびグローバル市場における医薬品の航空輸送でシェアをさらに拡大するとしている。
