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UPS:ドローン配達の子会社を設立し米FAAに認可申請
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UPS:ドローン配達の子会社を設立し米FAAに認可申請

 UPSは7月23日、ドローン配達の子会社UPS Flight Forward Inc.(以下、UPS FF)を設立し、同社がUPSのネットワーク内で商用目的のドローン飛行により配達を行うため、米国連邦航空局(FAA)にPart 135の認可を申請したと発表した。

 UPSはFAAからPart 107の認可を受け、本19年3月から米ノースカロライナ州Raleigh市のWakeMedの旗艦病院と系列施設間で、無人ドローンの営利目的の定期運航により、医療サンプルを配達している。

 これは特定用途において、契約合意のもとに製品をドローン輸送するものだが、Part 135の認可を受けると、厳しく制限され特例としてのみ認可されている、操縦者の目視外飛行や昼夜飛行が可能になるなど、より広範囲なドローン配送を提供できるようになる。

 UPSでは、早ければ年内にもPart 135の認可を受けられると見込んでおり、UPS FFは米国における定期運航のドローン運用に関する完全認可を受ける、最初の企業のひとつになるとしている。

Last Updated : 2019/07/24