三菱倉庫は7月29日、医薬品配送拠点である三郷2号配送センターの2期棟の建設に着手した。2020年10月の竣工予定。

　2013年に竣工・稼働した医薬品配送拠点の三郷2号配送センターの取扱量増大に対応するため、2期棟を増築する。

　同センターは、首都高速6号三郷線／東京外環自動車道／常磐自動車道の3路線が交差する三郷IC至近の好立地にある。

　建設する2期棟は全室空調、全床防塵仕様とするほか、1階にはドックシェルター直結の保冷荷さばき場を設け、GDPガイドラインに準拠した医薬品物流サービスを提供する。また、免震構造や非常用発電機により、地震などの自然災害への対応力を高め、災害時における顧客企業の事業継続を物流の面で支援する。

　さらに全館LED照明、高効率空調機器を採用して、環境負荷の低減を図る。画像は完成予想図。

■三菱倉庫 三郷2号配送センター2期棟
　住所：〒341-0059 埼玉県三郷市インター南1-4-1
　敷地面積：約2万8100m2の一部／延床面積：約2万700m2
　建物構造：柱は鉄筋コンクリート造、梁は鉄骨造、4階建て、免震構造
　設計施工費：約67億円