セイノーホールディングスとSGホールディングスは8月2日、業務連携に向けた検討を進めることに基本合意したと発表した。
トラックドライバー不足やそれに起因する人件費増加など厳しい経営環境のなか、企業の枠組みを超えた幹線輸送の共同運行や共同配送などの連携に向け協議を行い、トライアルを実施することに合意した。
両社はワーキングチームを組織し、本格的な業務提携に向けた検討を進める。業界の効率を上げることで、労働関係法令をはじめとしたコンプライアンスを徹底するほか、交通事故の抑制や環境負荷の低減などにより、業界全体を持続可能なものとする。
また、両社がガバナンスを強化することにより、業界全体の秩序維持を図り、社会インフラとしての責任を果たすことを目指す。