セイノーホールディングスは8月7日、長崎市内にBRAIS(Big Data/Robot/AI/IoT/Sharing)の開発拠点を開設すると発表した。
この開発拠点はセイノーグループのIT企業であるセイノー情報サービスの新たな事業所と位置付けられ、BRAISを活用したソリューションの開発を行う。
物流業界の人手不足に対して、セイノーグループでは労働者やトラックなど限りあるリソースを最適化し、生産性を向上させることが課題解決に不可欠であると考え、リソースマッチングによる積載率の向上、ダイナミックプライシングによる荷量の平準化、ロボットの活用による業務の省人化などに取り組んでいる。
これらの取り組みに欠かせないのがBRAISであり、BRAISを活用したソリューションの開発体制を強化するため、長崎に拠点を開設することになった。
2020年4月をめどにデポ(小規模拠点)を開設、その後、2021年10月の事業開始に合わせて、正式拠点を開設する計画。