Qantas Airways(QFA)は8月10日、Australia Postと国内および国際郵便の航空貨物輸送契約を拡大すると発表した。成長するeコマース需要に対応するもので、QFAがAustralia Postの航空貨物サービスの最大のプロバイダーとして運航を担う。
今回の契約は、7年間、総額10億豪ドル超に及ぶ。Australia Postの顧客は、QFAが保有する貨物機のほか、QFAおよびJetstarの旅客ベリーの貨物スペース、パートナー航空会社のスペースにも優先的にアクセスできるとしている。
また、Australia Postは、貨物換装機A321P2F(Passenger to Freighter)を最大3機導入する予定で、これによりQFAがA321P2Fを運航する最初の航空会社となる。
A321P2Fは、既存のB737Fと比較して貨物キャパは9トン増加する。A321P2F初号機は2020年10月に導入予定。
写真はQantasグループのAlan Joyce・CEO(左)とAustralia PostのChistine Holgate・CEO兼マネージング・ディレクター。
