Delta Air Lines(DAL)は8月10日、米国運輸省(DOT)による羽田空港発着枠に関する最終決定(米時間8月9日発表)により、羽田空港とSeattle/Detroit/Atlanta/Honolulu/Portlandを結ぶ5路線の承認を取得したと発表した。
これに伴いDALでは、2020年3月から、米国〜東京間の全運航便を成田空港から羽田空港に移行する。
既存のMinneapolis/Los Angeles線を加えると、DALの羽田便は全7路線となる。
羽田発着路線では、DetroitおよびMinneapolis線にA350-900、Seattle線にはA330-900neo、Atlanta/Los Angeles線にはB777-200ER、Portland線にはA330-200ER、Honolulu線にはB767-300ERをそれぞれ使用する。
DALのSteve Sear国際事業部門社長兼グローバルセールス執行副社長は「日本における70年以上の運航実績は私たちの誇りであり、今後も東京に対する強いコミットメントは変わりません。新サービスは、世界で最も重要なビジネスマーケットの一つである東京に、より競争力のある包括的なアクセスを可能にするという大きな変革をもたらすもので、当社の太平洋地域全体の成長戦略の一部となる」とコメントしている。