Panalpinaは8月6日、Frankfurt近隣のWeiterstadtに新しく開設したHealthcare Logistics Centerで、医薬品物流の品質の国際基準であるGDP(Good Distribution Practice)認証を取得した。
これにより、同社のGDP認証ネットワークは、世界38拠点に達した。
新施設はFrankfurt国際空港に至近で、主要な高速道路網へのアクセスも良い。例を挙げると、医薬品のFrankfurtからSydneyへの航空輸送や、FrankfurtからAntwerp経由で米国への海上輸送が行われている。
医薬品専用に温度管理された約4500m2の倉庫スペースのほか、4600m2の多目的スペース、620m2のオフィスなどで構成されている。
医薬品専用部分のうち、3500m2は15℃〜25℃の温度帯で3つの専用トラックドックを備え、1000m2は2℃〜8℃の温度帯で2つの専用トラックドックを備えている。
また、倉庫には6000基を超えるパレット収容スペースを整備し、温度管理エリア内にはX線装置があり、危険物を取り扱うことができる。