香港国際空港では“逃亡犯条例”の改正案に反対する若者たちの抗議の座り込みで、13日には若者と警官隊が衝突、14日も航空便の欠航が相次いだが、15日から航空各社は平常運航を予定している。
香港空港は14日に司法当局から、空港の適切な使用を違法かつ故意に妨害することを禁止する暫定的差止命令を取得した。そのうえで、15日は空港内の立ち入りを、運航便の搭乗券を持った旅行者などに制限しており、構内からデモ隊は退去しているもよう。
こうした状況のもと、JAL、ANA、Cathay Pacificなど香港路線を運航する主要な航空会社は、15日は平常どおりの運航を予定している。
ただし、抗議活動の状況により運航への影響が発生したり、突発的に搭乗手続きカウンターや保安検査場ならびに出国審査場など空港施設が閉鎖される可能性もあるとして、旅行者にこまめな状況確認を求めている。