ANA Cargoは9月2日(搬入分)から、同社の国際貨物輸送サービス“PRIOシリーズ”の温度管理商品をリニューアルする。同社が8月19日発表した。
既存のPRIO PHARMA/PRIO COOL/PRIO IBの3サービスを、商材毎にカテゴリー分けを実施し、医薬品専用の“PRIO PHARMA”と、医薬品以外の“PRIO TEMP”の2サービス体制に刷新するもの。
加えて、ことし11月頃から新たに独va-Q-tec社の温度管理コンテナ“va-Q-tainer”を導入し、温度管理コンテナのラインアップを拡充する。
PRIO PHARMAでは、温度管理コンテナの使用に加え、積み付け、蔵置、解体時における3時間ごとの温度管理コンテナの温度チェックを実施する。
一方PRIO TEMPでは、生鮮品/乳製品/冷凍品/化学品などの、医薬品以外の温度管理を必要とする貨物を対象に、保冷コンテナを使用した輸送を実施する。
両サービスともANAグループ運航便およびANAオンライン空港間の就航のエアラインチャーター便が対象で、ブロックスペース便/コードシェア便/ジョイントベンチャーのパートナー便は対象外となる。