Qantas Airways(QFA)は8月22日、10月・11月・12月に予定されている新造B787-9のデリバリーフライトを利用して、New YorkとLondonからSydneyまでの超長距離テストフライトを実施すると発表した。
同社の“プロジェクトサンライズ”の一環として、BoeingのSeattle工場で竣工するB787-9×3機を、New York(2機)とLondon(1機)へ飛行させ、両地からそれぞれSydneyまで超長距離飛行して、さまざまなデータを採取するプロジェクト。
乗組員とQFA社員を最大40名搭乗させて、同社が計画しているNew YorkやLondonから豪州東海岸まで、約19時間におよぶ超長距離ノンストップ飛行の健康などにおよぼす影響に関するデータを集める。
プロジェクトには大学や研究機関の専門家が参加して、医学など科学的な見地からの調査を行う。