航空貨物運送協会(JAFA)の統計による2019年7月の航空貨物の混載輸送実績は、日本発の輸出が重量ベースで7万6787トンとなり、前年同月比22.8%の減少となった。
輸出は昨18年12月から8ヵ月連続の前年同月比マイナスを記録した。29.4%減だった6月から減少幅は縮小した。
地域別ではTC-1(米州)向けが17.4%減少、TC-2(欧州・中東・アフリカ)向けが26.5%減少、TC-3(アジア・太平洋)向けが23.2%減少。
TC-2ではベネルクス(ベルギー/オランダ/ルクセンブルク)向けが44.4%減少したのが目を引く。また、TC-3の主要市場である中国向けは、22.6%減少した。
一方、7月の日本への輸入通関件数は21万2021件(前年同月比2.8%減)で、8ヵ月連続のマイナスとなっている。