Kuehne+Nagel(K+N)とAir France-KLM Martinair Cargo(AFKLMP)は8月29日、航空貨物の電子予約プロセスの統合に向けた協業を共同発表した。
両社のシステムをApplication Programming Interface(API)を介して、ホスト・ツー・ホストで直接接続して、デジタル予約を可能にする。
フォワーダーと航空会社間で、システムを直接に接続するのは業界初という。
これまで人手で行っていた見積もりやスペース予約を、デジタルな自動化ソリューションに変換する。追加の見積もりやスペース問い合わせについて、需給を反映した運賃設定、即時予約などが可能となり、荷主にも大きなメリットがある。
両社はすでにシステム接続の概念実証に成功しており、ソリューションをさらに開発して、欧州や南アジア太平洋地域でサービスを開始することで合意している。