空港グランド・ハンドリング業者のWorldwide Flight Services(WFS)が、デンマークCopenhagen空港に建設していた医薬品専用施設が完成し、9月3日に開所式が行われた(写真)。
新施設は面積1500m2、+2℃〜8℃の定温管理が可能で、医薬品貨物の受け入れ/積み降ろし/一時蔵置/ビルドアップ/保管などが行え、最大300パレットを取り扱うことができる。
また、WFSは同空港で+15〜25℃の温度管理が必要な医薬品を多く取り扱えるように、既存の温度管理エリアをアップグレードしている。
同社ではOresund海峡を挟んでデンマークとスウェーデンの両方に、製薬会社の生産拠点が集積しており、Copenhagen空港は医薬品物流の重要なゲートウエーとして、製薬産業の成長に寄与するとしている。
