UPSは9月5日、Foreign Trade Zone(FTZ、自由貿易地域)の管理およびFTZを活用した、関税関連のコンサルティングを含めた物流のソリューションサービスの提供を開始したと発表した。
UPSでは米国における自社の主要なゲートウエーであるChicago空港/New York空港(JFK)/Dallas/Fort Worth空港/Los Angeles空港の4空港における拠点をFTZ化しており、荷主に関税手続きから在庫管理までのエンド・ツー・エンドのプロセスを管理できる包括的なサービスでサポートする。
UPSはFTZで、関税の繰り延べ/商品廃棄に伴う無関税/保税管理/FTZでのキッティングまたは製造技術の使用による低税率への変更/手続きの統合による効率化、など合法的手法による関税コストの削減をコンサルティングする。